六価クロム溶出試験フロチャート
※ 1:「改良材の変更」については高炉セメント B 種、特殊土用固化材(六価クロム対策型)、高有機質土用固化材(六価クロム溶出量低減型)が使用される。
※ 2:事前溶出試験で土壌環境基準を超えなかったセメントおよびセメント系固化材を地盤改良に使用する場合、事後溶出試験を実施することを要しない。ただし、火山灰質粘性土を改良する場合は、事前溶出試験結果にかかわらず、事後溶出試験を実施する。
※3:事後溶出試験で土壌環境基準を万が一超えてしまった場合は直ちに発注者へ報告するとともに、改良土中への雨水等の浸透を防ぐことにより、周辺土壌への六価クロム拡散を抑制するとともに、周辺環境に影響がないかモニタリングするなど、適切に対処する。周辺環境に影響がないかモニタリングするなど、適切に対処する。
溶出試験で用いる試料
通達に基づく溶出試験で用いる試料は、試験方法1(4)が配合設計材齢7日のものを、試験方法2,3(5,6)が施工後28 日材齢の現地採取試料となっています。ただ、試験方法2,3(5,6)については、工期の都合などによって材齢が多少異なることになっても、構いません。 また、配合設計材齢 7 日のものについては、割増率なども考慮した上で現場での固化材の添加量に最も近い試料の溶出濃度を採用することとなっています。
※( )はセメント及びセメント系固化材を使用した改良土を再利用する場合の試験
六価クロムとは?なぜ地盤改良で六価クロムが発生するのか?
環境基準値
セメント及びセメント系固化材を使用した改良土の六価クロム溶出試験実施要領(案)
1.適用範囲
2.試験の種類及び方法
3.供試体作成方法及び試験の個数
4.六価クロム溶出試験等の積算の考え方について
5.特記仕様書記載例
表ー1 溶出試験対象工法
タンクリーチング試験について(添付資料2)